二要素認証を設定したクラウドサービスにログインする際にスマホアプリ(Google Authenticatorなど)を使うのが割と一般的だが、これがまあ面倒くさい。
- スマホを取り出す
- スマホのロックを解除する
- Google Authenticatorを立ち上げる
- 該当のアカウントを探す
- パスコードを見ながらPCで入力
となかなか手数が多い。二要素認証のアカウントは増える一方だし、毎日ログインが必要なものもある。もっと楽したい。
パスワードマネージャーを使う
意外と知られてないが最近のパスワードマネージャーはTOTPに対応している。自分はBitwardenを使っている。BitwardenでTOTP機能を使うには有料ライセンスを購入する必要があるが、年間1000円くらいで安い。Bitwardenの場合、ID/PASS認証後、自動的にクリップボードにパスコードがコピーされるのでペーストするだけで済む。とても楽ちん。
oathtoolを使う
場合によってはコマンドラインツールを使ったほうが楽な場合もある。Macの場合は、
$ brew install oath-toolkit
でoauthtoolをインストールし、
$ oathtool --totp --base32 {シークレット文字列}
とやることでパスコードが出力される。
alias totp="oathtool --totp --base32 {シークレット文字列} | pbcopy"
としておくと、totpコマンドでパスコードがクリップボードにコピーされる。
Automatorを使う
更にAutomatorを使うと、キーボードショートカットにコマンドを割り当てられるようになる。
こんな感じでクイックアクションを作成して、
システム環境設定 -> キーボード -> ショートカット で割当を行う。
こうすることで、ショートカットキーを押すだけでパスコードがクリップボードにコピーされる。とても楽ちん。